恐るべし!般若心経!!

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フツーの主婦が体験した密教の世界

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見切り発車《棚から牡丹餅4》

景気が右肩上がりの時代なら
こんな広大な農地を売りに出すとなれば
あちこちから業者が噂を聞きつけて
競争で買い付けにかかるところなのですが

Wさんが土地の処分を考えていることを
地元では察している業者もいるだろうに
あえて積極的に介入してこようとしません。


I不動産屋としても内心複雑です。


本音としては
どこかの大手がそっくり引き受けてくれれば
自分は仲介に入って
言葉は悪いが「売り逃げ」してしまえば
一番気が楽というものです。


しかし、一方で
この土地を自分が全部守備よく処分できれば
結構な利益がでる・・・

という、業者としては当然の「欲」もあります。

 
世の中の景気の動向が
どんどん悪くなりつつあるときに
「欲」を優先するよりは
「リスク」を回避するほうが賢明ではありますが
回避ばかりしていても
これまた仕事にならないのも事実です。


とにかくWさんがもうこれ以上
営農を継続するのが無理な状況なので
やめると決まったらいつもでも
のんびりはしていられません。


Wさんがこの農地を手放すには
農地転用を含む「開発行為」の許可が必要です。


許可をおろすまでには
測量から諸手続きに至るまで
かなりの時間と経費がかかります。


農地の売却が遅れれば遅れただけ
税額がかさんできます。


I不動産屋が自分ひとりで
この開発事業を進めるということになれば
もちろん、銀行から借り入れを
起こさなければなりません。


I不動産屋が銀行に対して
借り入れの打診をしたところ
「貸すことはできるが、あまり無理をしないほうがいいのでは?」
というような回答でした。


銀行の態度が多少曖昧なところが
気にならないでもないが
あまりぐずぐずしているわけにもいきません。


果たして全部の区画を
売り切ることができるだろうか?
という不安はつきまといますが
最悪の場合、「別の業者に事業を
引継ぐことの可能性」も視野に入れて
とにかく、できるところまでは進めておこう
ということになったのです。


「見切り発車」のような形ですが
早く農地を処分するためにも
必要なことはどんどん進めなければなりません。


周囲の近隣対策についてはI不動産屋が、
開発行為の手続きに関しては
私が仕事仲間の協力を得て進めるということで
この事業はとりあえず動き出したわけです。
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